母乳育児を応援しています
母乳育児支援成功のための10か条に沿った支援をしています。
産科医療や新生児ケアにかかわるすべての施設は以下の条項を守らなければなりません。
- 母乳育児についての基本方針を文書にし関係するすべての保健医療スタッフに周知徹底しましょう。
- この方針を実践する為に必要な技能をすべての関係する保健医療スタッフにトレーニングしましょう。
- 妊娠した女性すべてに、母乳育児の利点とその方法に関する情報を提供しましょう。
- 産後30分以内に、母乳育児が開始できるよう、母親を援助しましよう。
- 母親に母乳育児のやり方を教え、母と子が離れることが避けられない場合でも母乳分泌を維持できるような方法を教えましょう。
- 医学的に必要がない限り、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにしましょう。
- 母親と赤ちゃんが一緒にいられるように、終日、母子同室を実施しましょう。
- 赤ちやんが、欲しがるときに欲しがるだけの授乳を勧めましょう。
- 母乳で育てられている赤ちゃんに、人工乳首やおしやぶりを与えないようにしましょう。
- 母乳育児を支援するグループ作りを支援し、産科施設の退院時に母親に紹介しましょう。
WHO/UNICEF:The Ten Steps to Successful Breastfeeding,1989