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みまき温泉診療所 Mimaki Onsen Clinic

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健康フォーラム

亜鉛欠乏症と臨床

亜鉛欠乏症と皮膚疾患 臨床症例集④

亜鉛欠乏症と皮膚疾患 臨床症例集④
亜鉛が関与する皮膚疾患

slide 01:亜鉛欠乏が関与する皮膚疾患

亜鉛欠乏症の臨床はまだ判らないことだらけで、その多彩な欠乏症状でさえその全貌は明らかでなく、まだまだ「群盲象を撫す」の状態であると言えよう。

しかし、判ってきたこともまた多く、確かなこと、らしいこと、推測されること等など、社会でその知見を広く共有し、検討して、より正しい亜鉛欠乏症の医療の確立・発展に努める時であると思う。

そこで多彩な症状・疾患のうち、写真などの視覚化で共有・検討し易い皮膚の症状・疾患について、私共が実際に経験したものを中心に、出来るだけ社会に周知して、批判と共に追試をお願いし、より正しい知見に高めて行きたいと考え、診療所のHPで公開することとした。

なお、ご批判ご意見は【掲示板:亜鉛欠乏症について】にお寄せいただければ有難いと思う。

なお、症例は、治験数や出来るだけシッカリしたnarrative Evidenceのあるものを中心としたが、中には少数例でも可能性の高いものも、それぞれ出来るだけ表現を明確にして載せました。厳しい批判と追試を、是非是非お願いしたい。

slide 02:亜鉛不足と多彩な皮膚疾患・症状

【記】

亜鉛欠乏症として唯一普通に皮膚科の教科書に記載されている腸性肢端皮膚炎は私共に経験がないが、スライド2に表示した皮膚科疾患・症状は。すべて経験したものである。

尤も、皮膚科疾患の分類は、皮膚科を専門としない私共一般の医師にとっては、その正確性を期すことは大変難しいことをご了解いただきたいと思う。現在のところこの様な辺りの皮膚疾患は、少なくとも、亜鉛不足・欠乏に関係していると言ってよいと、私共は考えています。

イヤイヤもっと広くいえば、健常な皮膚の生成・維持に元素亜鉛は必要不可欠のものであることを述べておきたいと考えます。

slide 03:痒疹(掻痒症)

【記】

痒疹とは、強い痒み・搔痒を伴う丘疹をいう。これが病名でよいのか?症状名と言うべきか?皮膚科の病名、症状名についてはよく判らないところがあるが、兎に角、種々の原因のものが包括されているのであろう。

75歳、男性。高脂血症、高尿酸血症で服薬中。


2015/03/16 初診。正に下腿の痒疹である。かなり前から体中が痒いという方。最近、ぽつぽつと下腿に強い痒みのしこりを触れ、掻かずにいられないという。Zn:72μg/dL
2015/03/23 基準の亜鉛補充療法を開始。
2015/04/05 掻痒少し良い感じ。
2015/04/20 掻かずにいられる様に、Zn:74 μg/dL
2015/05/18 掻かずにいられる。体中の掻痒はない。しこりほとんど触れず。Zn:154μg/dL
2015/06/22 掻痒2/10以下、自分で掻くことなし。しこりなし。Zn:76μg/dL
受診中止。
全身の痒みもなくなって、大変喜んでいたが、、、。本来、血清亜鉛についてもうしばらく追跡すべき症例であるが 、、、、。

種々の皮疹のある症例での掻痒について、症例が少ないが、亜鉛補充療法の反応が強いように思われる。痒疹も種々であろうが是非追試をお願いしたいと思う。

slide 04:下腿慢性皮膚炎

【記】

2005/12/16 初診。Zn:67μg/dL
当時、64歳 女性。長期間にわたる両下腿脛骨面の慢性皮膚炎。
中断
2007/09/10 再び主訴として受診。Zn:75μg/dL
同日より亜鉛補充療法を開始。
多少掻痒軽くなったとか、肥厚が平らになったとかと言う。
2007/09/18
2007/11/07
と、ばらばらの適当な服用の約半年の後、それなりに軽快。
2008/03/25 Zn:86μg/dL
2008/04/08 掻痒軽快、皮疹もかなり軽快した、と治療を中止。
中断
2015/06/16 同じく、両下腿の慢性性皮膚炎を主訴に受診。Zn:62μg/dL
2015/07/06 亜鉛補充療法を開始。
Zn:58⇒69⇒59μg/dL と薬の飲み忘れ多く、低値をしめしている。
2015/10/28 皮疹は、本人が驚くほど良くなったと言う。
2016/02/15 ちゃらんぽらんの服用でなく、しっかり補充療法を続けて検査をと注意する。
2016/04/18 久々の写真撮影。
2016/06/01 最近は薬をシッカリ服用していると言う。写真はその後の経過である。

この様な長年にわたる慢性の皮膚疾患の場合、治療する方も、される方も治療が緩みがちであるが、治療の効果が出始めて、皮疹がしっかり軽快して行くと、治療される方も、治療している方も驚くほどの急速な軽快を示す症例に出会う。

slide 05:尋常性乾癬

【記】


2005/05/10 下痢を主訴に受診の施設入所の75歳 女性。連日の下痢傾向が続くと受診。 Zn:72μg/dL
約3か月ほどの補充療法をしてみたが、はっきりした効果がなく中止。
2007/11/13 角化傾向の皮疹、掻痒あって掻爬していると受診。皮疹は尋常性乾癬である。一般にはそれほど多い疾患ではないが、これまでに、他の亜鉛欠乏症症状の補充療法中などで、同皮疹が軽快した2例ほどの経験があったので、同日より補充療法を開始した。
その1例は、チガソンの長期間の使用で、乾癬+ボロボロの皮膚状態となったが、亜鉛補充療法で劇的にきれいになった症例で、他は乾癬そのものの治療ではなかった症例である。
2008/04/02 約5か月半程の亜鉛補充療法の結果である。皮膚症状は軽快傾向、掻痒がかなり軽快し、下痢止まるとの報告。かなりの効果が期待される。

兎に角、症例数が少ないので、是非、多くの症例を持っている施設での追試を希望する。

slide 06:掌蹠膿疱症症例(急性期)

【記】

急性期3週の経過である。その後長期(5年ほど)にわたり、軽度の再発が少しあったのみであるが、多剤服用症例で、その後のより長期の追跡なし。

掌蹠膿疱症患者は、昔、秋田の地で多数の同疾患症例をビオチン療法で治療されていた前橋 賢先生の治療後の何名かも含め、かなりの症例を経験している。掌蹠両方でなく、手掌、足蹠のみのものやスライド8の様な、症状は発赤や肥厚が主で水疱が少ないものなどの類似病変を含めるとそれなりの数になる。

殆んど再発なしなのか?治癒後に音沙汰なしの症例から、偶に再発したと久々に受診する症例、なんとなく維持療法の症例、さらに、2~3例のどうしても‟根抜け”にならぬ症例などもあり、治癒したと言うより軽快・維持する疾患なのかもしれない。

結局、大部分は亜鉛を補充することにより軽快・治癒状態となるが、現在は多かれ少なかれ補充療法を継続する必要があり、少数の反応の鈍い症例を含めて、さらなる研究が必要と考えられる。

ただ、亜鉛欠乏の原因が定かでなく、多くの人に欠乏傾向のある現代では、ある期間で欠乏状態が進行する場合、やむを得ないことなのかもしれないとも思う。

slide 07:掌蹠膿疱症の亜鉛補充療法後の経過

【記】


2005/09/21 初診。当時、53歳 女性。手掌、足蹠の掻痒で受診。
2003/09 のKITAMIMAKI Study時の検査データで、Zn:59μg/dLであった。
2005/10/03 Zn:65μg/dL
健診時も今回も血清亜鉛低値傾向であるので、初診日より亜鉛補充療法開始。
2005/10/11 足底の掻痒かなり軽快。
2005/11/08 前後の手掌、足蹠の状況。⇒足底の状況はさらに軽快
2005/12/06 Zn:118μg/dL
2006/01/31 掻痒さらに軽快。Zn:86μg/dL 服用やや中断。
2006/03/14 Zn:74μg/dL 服薬適当に中断したりした。
2006/08/15 かなり良く、痛くも痒くもなく、服用適当にと投薬中止。
2006/12/16 Zn:71μg/dL
2006/03/14 Zn:74μg/dL 。服用適当に中断することにした。
2008/05/26 手掌に水疱、舌にシビレ。 Zn:74μg/dL 。約6ケ月間の補充療法。⇒110~80μg/dL
2010/04/20 手掌の荒れと口内違和感。2か月間補充。
2011/03/24 渋柿を食べたような舌の違和感。 Zn:87μg/dL。約4か月の補充。
2013/01/18 舌の違和感、手掌の水疱。Zn:70μg/dL。約7か月間補充⇒Zn:89μg/dL
その後第一線を離れ、食事に気を付けるようになって、昔は口角炎含む皮疹等もあったが、その後長期間、特に、足蹠に問題なかったと言う。
2016/03/07 口角炎で、Zn:88μg/dL で、2ケ月間補充療法。
2018/07/18 特別困ったことなし。Zn:86μg/dL
2019/04/19 Zn:88μg/dL

亜鉛欠乏症が不十分な食事のみで発症したのかは置いて、亜鉛の補充をしなければ掌蹠膿疱症や亜鉛欠乏症の諸症状が断続的に発症すること、大変興味ある症例である。

slide 08:手掌の発赤・肥厚・掻痒(手蹠膿疱症類似病変)

【記】

2006/08/29 1998年頃より、日頃、手掌の掻痒ありを主訴に初診。Zn:74μg/dL。皮膚厚ぼったくて、やや発赤、中央部に多少角化?傾向か。
2006/10/03 掻痒で血が出る程も掻爬して、受診。亜鉛補充療法を試みに試行。
2006/10/16 Zn:64μg/dL 症状あまり変化なし。
2006/11/14 手掌の中央部の掻痒なくなる。
2006/11/29 両側拇指に少し落屑のある皮疹あり。強い痒みはなくなった。Zn:76μg/dL
2006/12/25 痒みはなく、皮疹も軽快はしたがまだあり、で受診中止。Zn:74μg/dL

slide 09:膿疱性乾癬(初診時)

【記】

当・東御市立みまき温泉診療所HPの「亜鉛欠乏症と皮膚疾患 臨床症例集 ①膿疱性乾癬?症例」 に詳細に紹介されているので、簡略の説明に止めるが、約10年前より手掌から始まり、徐々に全身に拡大した皮疹である。舌痛、口角炎、食欲不振などの亜鉛欠乏症の典型的症状の合併もあり、皮膚症状はもちろん、その他の症状も亜鉛補充療法で急速に軽快して行くさまは、HPを参照されたい。

コメント

2006/01/04 初診で、紆余曲折はあったが、
2006/08/28 ”かなり良し、もう少し”との外来判定のもと、処方を受け外来受診を中止した例。

slide 10:膿疱性乾癬(終診時)

【記】

紆余曲折があったが、10月末には完全に治癒したと”はがき”で報告あり。

この様に全身に広がる、いわゆる湿疹・皮膚炎の類は亜鉛補充療法に良く反応する印象で、一般には数か月を要するので、是非、数か月の【論理的亜鉛補充療法を試行】してみて欲しいと考える。

Znは、初診時(2006/01/04):74⇒82⇒76⇒79⇒96⇒70⇒83⇒71μg/dL(2006/07/31)である。

皮膚科症例や舌痛症、味覚障害や口内違和感の様に、比較長期の亜鉛補充療法を要する症例では、こんなパターンをとることがある。どんなことが起こっているのか想像してみていただきたい。

【血清亜鉛値と基準値】のことは亜鉛欠乏症の診断と治療にはとても重要なことであるが、現在、巷には根拠薄弱な文献値と称する基準値のデジタル思考が拡散して、大変困った状態であると私は思っている。IT時代で単純に取得したマニュアル的知識で、本来アナログの生体値である血清亜鉛値の数値を、単純にデジタル思考の下で判断して、診断や治療にあたるようなデジタル医師にはならないで欲しいものと思う。

血清亜鉛と基準値 など参照に、血清亜鉛値は何を意味し、基準値とは何か‟考える医師”で会って欲しいと思う。

slide 11:皮膚の脆弱性による裂創集積(脊損症例)

【記】

1997年発症の脊髄損傷の患者さんに生じた臀部の創傷の2007/04/02からの亜鉛補充療法による治癒経過です。

一見、褥瘡患者さんの褥瘡と早ガッテンされることでしょうが、違うのです。経過はやはり、下記のURLに詳細に載せてありますので参照してください。

脊損患者さんですが、車いすや自動車で活発に活動される方で、臀部の表皮、真皮、皮下組織の皮膚全層にわたる亜鉛欠乏による脆弱性、特に、脆弱な膠原繊維による伸展性の欠如と臀部の感覚麻痺の痛覚欠如から、移乗に際して繰り返し、繰り返し裂創を生じ、その重積で一見褥瘡様になったものです。

表皮、真皮層が細かく刻まれ、瘢痕となったもので薄い再生上皮が覆うだけのふにゃふにゃの瘢痕で、2007/04/02 Zn:57μg/dLと深い裂創が幾筋も認められ、次第にZn:90~100μg/dLレベルとなって、裂創も生じ難くなりました。

2010/01/20 Zn:98μg/dL。
2011/02/21 外来時、裂創は見当たらなくなりました。

しかし、 2011/04/06 介護施設が変わって、引きずられると簡単に表層が剥離しています。この症例の様に広範囲に表皮・真皮が欠落した瘢痕では、皮膚の外皮としての保護機能は脆弱で、特に、痛覚の欠如した本症例ではかなりの注意がないと悪循環に陥ることを示しています。

「褥瘡は亜鉛欠乏症である」を参照されたい。

slide 12:褥瘡(ポケット形成)

【記】

多くの褥瘡症例は当・東御市立みまき温泉診療所のHP「褥瘡は亜鉛欠乏症である」や「亜鉛欠乏症のホームページ(倉澤隆平)」上に紹介されているので、それぞれ参照いただきたいと思う。
本症例もこちらに詳細が載せてあります。

【ポケットについての考え方】をここでは述べておきます。

私共は、2002年の多数の多彩な亜鉛欠乏症の存在に気が付いた当初から、褥瘡は亜鉛欠乏症の最も典型的な疾患の一つと考えていました。その後、多くの褥瘡症例を追試し、また、次々と明らかになった基礎的な知見を合わせて、褥瘡の主要因は亜鉛欠乏症であると確信を持って主張してきました。

発足以来、褥瘡の局所療法に主力を置いて、褥瘡の治療を主導して来た日本褥瘡学会は未だに局所療法偏重の傾向は変わりませんが、『大部分の褥瘡は亜鉛補充の全身療法と適度な局所療法で治癒する』との方向に、これからの社会はなることでしょう。

日本褥瘡学会では褥瘡治療時のポケットの形成を大変気にしているようで、学会のポケットへの対応は書けばキッと分厚い書籍が出版されるほどと思われます。しかし、生(物)体の治癒機転(少なくとも健全な機能を持つヒトの創傷治癒機転)では、本来、【不要な生体内の空間は何かで埋める】ことです。埋めることが出来ないのは生体側に治癒機転の異常があるからです。

この【死腔に対する医療】は外科医療の歴史の中で、大小の膿瘍の外科や結核の外科・膿胸の外科、直腸切断術後の巨大な死腔から、小さなものでは、トゲ、毛巣洞さらには痔瘻等などの多くの外科医療での【創傷治癒機転】と【死腔・異物・感染】の数々の経験と努力が今日の医療に伝承されていないからと思います。

『正常な創傷治癒機転があれば、その治癒機転を障害するものを除けば、創傷は自然に治癒する』と言えるのだと私は思うのです。少数の例外を除いて、殆んどの褥瘡はその正常な(健常な)創傷治癒機転が障害されており、亜鉛不足による正常な代謝の障害が、その主要な一つ原因であると私は考えています。

slide 13:アトピー性皮膚炎+口角炎

【記】

アトピー性皮膚炎の症例です。私共の診療所では子供や若人の患者さんは多くはありません。アトピー性皮膚炎は成人になるにしたがって、症状が軽度となる傾向もあることもあり、経験症例はほとんどないと言ってよいので、私共の診療所のHPでは、この症例の治療経過1例のみを紹介します。

アトピー性皮膚炎の亜鉛補充療法については、名古屋の皮膚科医の有沢祥子医師が多くの症例の経験を持っておられるので、詳細は譲るとします。

掌蹠膿疱症の項でも述べましたが、これほど多くの種々の皮膚症例と亜鉛との関係を見ると、アトピー性皮膚炎についても、亜鉛がこの疾患発症のある一点で、或いは、いくつかの特徴的ポイントの複数の点で、関与してこの複雑な疾患を発症させてるのかもしれませんが、その様な一次的か?二次的か?は別にして、臨床的には亜鉛欠乏による‟健常な皮膚の生成・維持機能の障害”+αとして、治療するのが良いのではないかと私は現在考えています。

皮膚炎で、日々あれだけの皮膚が障害され、作り換えられていては亜鉛はかなり消費されていると考えられます。兎に角、皮膚科医には、まず、患者さんは健常な皮膚を充分に作れない状態にあるとの観点で、治療を始めていただけると何かが見えてくるのかなと考えています。

slide 14:最後に

【記】

舌痛症はじめ舌・口腔内疾患はまだまだ判らないことだらけです。

本症例も、詳細は当・東御市立みまき温泉診療所のHPに載せてありますので、下記のURLで参照いただくとして、舌痛症はじめこれ等の口腔内疾患は歯科でも、口腔外科でも、ましてや医科の医師ではもちろん、日常の診療の現場では専門外として、あまり真剣に診療してもらえない【難民状態】にあるのが現状です。

舌痛症については「再び、多数で多彩な亜鉛欠乏症~舌痛症②~」をご覧ください。

口腔関連の疾患で、現在、大部分が亜鉛欠乏症と考えてよいと言える疾患は、いわゆる舌痛症、アフタ性口内炎、口角炎ですが、白斑(板)症やこの口腔内扁平苔癬などは、皮膚疾患と同様に健常な粘膜の生成・維持の問題かと考えていますが、是非、多くの症例をお持ちの医療機関で追試をお願いしたいとおもう。

診断・治療は、長年の使用経験のある安全で、安価な薬剤を使用し、且つ容易な【論理的亜鉛補充療法の試行】を‟先ずはじめて見て”いただければと思う。

何回かの日本口腔外科学会のセミナーや180回を超える全国を巡っての講演でも述べてきましたが、なかなか亜鉛補充療法が認められないのは、【難民の方々の訴え】から、多くの医師が【論理的亜鉛補充療法】をキチッと理解していないことにある様です。日本臨床栄養学会の「亜鉛欠乏症の診療指針2018」のマニュアル医療のデジタル思考、大変困ったことです。薬剤の具体的使用を含めて、別稿でまとめる予定ですが、下記、掲示板もご利用いただければと考えます。

【掲示板:亜鉛欠乏症について】においても、経験や考え方を述べさせていただこうと考えています。厳しいご意見、ご批判をいただきたいと考えています。

2021.02.10 倉澤 隆平

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