看護部長あいさつ
東御市は、長野県の東部に位置し、北は上信越高原国立公園の浅間連山を背にし、南は蓼科、八ヶ岳連峰の雄大な山なみによる豊かな風土に恵まれた美しい市です。
当院は、プライマリケアを中心とした医療を行う病院として、かかりつけ病院の機能と救急患者の受け入れや近隣の医療機関と前方支援・後方支援なども行い、地域住民が安心してくらしていただくための役割を担っています。
その中で働くわたくしたちは、看護部の理念である「豊かな人間性を身につけ、地域の人に信頼され満足して頂けるあたたかい看護の提供をします」を念頭に、患者さんの最善を考え看護の実践に取り組んでいます。
わたしには、「豊かな人間性」を身につけるために重要と考えていることがあります。それは、看護師が仕事を通して経験する事だけではなく、生きていく中で看護師自身が様々な経験をする事です。人は、日々の生活の中で心が開放される喜びや我慢できないほどの痛みなど、数えきれない経験をしています。その経験が、看護師を成長させる糧となり患者さんやそのご家族へ寄り添う術を学ぶ機会となり、自身で豊かな人間性を身につけていくのだと考えます。
そうして豊かな人間性を身につけた看護師の行いが、地域の人々からの信頼を得る心根となり満足して頂けるあたたかい看護になると信じています。
2024年 4月 看護部長 金井節子
看護部理念
専門職として豊かな人間性を身につけ、地域の人々に信頼され満足して頂けるあたたかい看護をします。
行動指針
- 患者さんのためにその人らしく生きることを支援します
医療と生活を切り離すことなく全人的にアセスメントし、変化を予測した適切なケアを実施します。そして様々な場面で患者さんやご家族の気持ちに寄り添う優しい看護を提供します。 - 私達のために互いに尊敬し協力して医療を行います
私たちは地域医療に携わるプロとして能力を発揮し、患者さんの最善を目指したチーム医療を進めます。そして互いに切磋琢磨し自己研鑽を積みながら自律し、働き甲斐のある職場をつくります。 - 社会のために地域を支える多職種と連携します
看護職はあらゆる場所でその力を必要とされ、組織を超えて多職種間で協働する場面が増えています。私たちは市民の健康を守るため地域を支える多職種と連携しその力を発揮できるよう尽力します。
看護部教育理念
豊かな人間性と高い倫理観を持ち、真の自律を身につけた職業人を育成する
目的
対象の生命・人格・人権そして心を尊重することを判断・行動の基本にできる看護職員を育成する
目標
- 対象を全人的な視点でとらえ支援することができる看護職員を育成する
- 専門職として必要な判断力と実践能力を持つ看護職員を育成する
- 対象の最善に向けた医療提供のために、多職種と連携・協働できる看護職員を育成する
- ともに教え、ともに学び、主体的に研鑽できる看護職員を育成する
看護の概要
- 施設基準 13：1
- 2交替制勤務
日勤 8：30～17：15
夜勤16：30～翌日9：00 16時間勤務（休憩時間2時間） - 看護職員数 81名（うち看護補助者16名）
- 看護職員平均年齢 46.5歳（2024年4月）
- 在職年数 11.7年（2024年4月）
- 夜勤回数 3～5回/月
- 認定看護師
- 認知症看護 １名
- 感染管理 １名
