当院の血液透析室では21台の透析装置を設置し、血液透析を行っています。
患者さまに適した医療材料・医療機器を提供し至適透析を目指しています。
希望される方には長時間透析(4時間以上)も対応いたします。ご相談ください。
血液透析以外の血液浄化も行っています。
・血液吸着(エンドトキシン吸着、薬物吸着、白血球除去療法、β2MG吸着)
・血漿吸着(ビリルビン吸着、LDL吸着、免疫吸着)
・持続的血液濾過(CHF、CHDF)など
合併症の予防・早期発見のために、月に2回血液液検査・XP・心電図・その他画像診断を基に患者様をサポートしていきます。
シャントトラブルの予防のため、当院にてシャント造影・PTA(経皮的血管形成術)を行っています。
血液透析室概要
開設 平成15年11月
増築 平成23年2月
透析床数:21床(個室2床含む)
オンライン血液透析濾過対応透析装置:全台数(個人用血液透析装置:7台)
持続的血液濾過装置:1台
スタッフ
- 腎臓内科医師
- 泌尿器科医師
- 臨床工学技士
- 看護師
- 看護助手
スタッフ取得資格
- 血液浄化専門臨床工学技士
- 認定透析療法指導看護師
- 透析技術認定士
- 呼吸療法認定士
血液透析室の特徴
快適な透析室
照明は明るさを抑え、個々に読書灯を設置し、必要な明るさを確保できます。
冷暖房は、空調の風が直接当たる不快さを解消するため、風の無い放射整流空調を導入しました。
休憩室はゆったり休憩して頂ける様、日当たりの良い広々とした空間にしました。車いすでの利用を考慮し、男女共にトイレを広くしました。また、介助者が同性とは限りませんので、介助者と一緒に入れる車いす用更衣室を作りました。
更衣室は同時に多人数で利用できるように、スペースを広くしました。


プライバシー
プライバシーに配慮して、ベットの両サイドにカーテンを設置しました。
「先生に相談したいが、周囲の人が気になる・・・」との声から、透析フロアー内に診察室を作りました。

透析液清浄化
・透析液清浄化の必要性
透析液の清浄度が低いとエンドトキシンと呼ばれる物質が存在します。このエンドトキシンとは細菌が生成する毒素で、透析により体内に入ると、発熱・血圧低 下・透析アミロイドーシスなど多くの悪い作用をします。これらの合併症を予防するために、高度に清浄化された『きれいな透析液』が必要になります。
・オンラインHDF
本院では、この『きれいな透析液』を使用したオンラインHDF(血液透析濾過)を施行しています。きれいな透析液はウルトラピュア(超純粋液)といわれエンドトキシンや細菌が全くいません。オンラインHDFを使用するためには、日本透析医学会(JSDT)の定めた厳しい水質基準クリアしなければなりません。本院では、患者様に安心して透析を行ってもらえるよう透析液清浄化に力を入れています。
診療時間
月曜 | 火曜 | 水曜 | 木曜 | 金曜 | 土曜 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
午後 | ○ | ○ | ○ |
また入室時間は変動しますので詳細は御連絡ください。