1.医療安全管理指針
2.多職種カンファレンス
医療事故対策委員会では週1回のカンファレンスを行っています。多職種が集まり、その中でRCA(根本原因分析)や医療安全ラウンドを行っています。
3.RCAによる事故分析
- 当院では発生した事例の報告にもとづいてRCA(根本原因分析)を行っています。
- RCAとはRoot-Cause-Analysisの頭文字をとった略語で、根本の原因を分析する手法です。
- RCAは医療安全においてポピュラーな分析方法の1つとして、多くの病院で使われています。インシデントやアクシデントを表面的に対策するのではなく、「根本的な原因は何か?」を探り、対策を検討し医療安全の向上につなげることができます。
- 検討した事例は委員会にて対策案を改善点として提言しています。
4.多職種による安全ラウンド
- 病院では様々な職種のスタッフが働いています。 同じ病院の中で働いていても 他の職種の具体的な仕事の内容について詳しく知る機会はあまりありません。
- 他の職種の様子を知ることは仕事の流れをスムーズにし、場合によっては間違いを未然に防ぐこともできる効果もあります。
- 自分達は当たり前と思っていることも他の人から見れば当たり前ではないこともあるかもしれません。そこで多職種による病院内の安全ラウンドを通して他職種の仕事の状況を理解し、安全への配慮がどのようにされているかを確認しています。