健康ガイド

超音波検査(エコー)のご紹介

東御市民病院 写真
当院の超音波診断装置

東御市民病院 写真
検査は横になっておこないます

超音波検査とは

人間が、光の反射を眼で感じ物の状態を知るように、イルカやコウモリは、自ら発した人間には聞こえない音「超音波」の反射を、耳で感じて行動しています。超音波診断装置は 、プローブ(下写真)から超音波を出し、人間の体内からの反射を受信し、画像化します。超音波検査がエコーと呼ばれるのは、超音波が物体に当たり帰る現象が、やまびこに似ているためです。


プローブ


この様にお腹にあてます

超音波の応用

超音波を人間が最初に利用したのは第一次世界大戦で、フランスが海に潜む潜水艦を発見するためでした。科学技術の多くが、最初は軍事目的で研究され、その後人間の幸せのために発達するのは皮肉な事です。 超音波の技術は1940年代より医学の世界にも応用され、その後目覚しい発達をしました。現在では、骨や空気がある部分をのぞき、超音波検査の対象は全身に渡ります。

超音波検査の利点

超音波検査は、リアルタイムで画像が表示されるため動画で診断が行える、他の検査に比べ血管・血流が見やすい、放射線を使わないため小児や妊婦の方でも繰り返し検査が行えるなど多くの利点を持つ一方、音の反射の弱くなる体の深い部分や、腸など空気のある部分は、反射が乱れ見えなくなってしまうという欠点があります。

実際の画像

①肝臓 ②門脈 ③腎臓

当院ではこのような検査をしています

当院では現在、主に2台の超音波診断装置を使用して肝臓、 胆嚢 たんのう 、腎臓、心臓、乳腺(乳房)、甲状腺など幅広く検査を行っています。他に眼科専用の超音波診断装置も使用しています。現在最も 超音波検査が多いのは人間ドックでの腹部超音波検査です。主に肝臓、 胆嚢 たんのう など上腹部の臓器を検査します。検査は 、お腹に水あめ状のゼリーを付け、呼吸の停止をお願いしながら検査を進めていきます。検査中に判らない事や心配な事がありましたら、遠慮せずおっしゃって下さい。検査時間は15分程度です。 病院には多くの検査機器がありますが、一つで全ての診断が出来る万能なものは残念ながらありません。しかし、それぞれの特徴を生かし、患者様にとって最善の検査となる事を目指しています。