診療科・部門紹介

放射線技術科

CTC(CT Colonography)の紹介

大腸がんは女性の第1位、男性では第3位の死亡原因となっています。死亡率減少のためには早期発見、早期治療が重要なことは言うまでもありません。
しかし、大腸がんの精密検査である大腸内視鏡検査は痛みや苦痛があるというマイナスイメージを持つ方が多く、精密検査が必要であるにもかかわらず受診をためらう現状があります。
そこで、当院ではX線CTによる大腸検査「CTC(CT Colonography)」を始めました。
CTCは炭酸ガスで大腸を膨らませ、撮影したCT画像を専用の解析ソフトで処理し、あたかも内視鏡で大腸内を見ているような仮想内視鏡像(Virtual Endoscopy)を作成し診断します。

CTCの長所
  1. 検査時の苦痛が少ない。
  2. 内視鏡が通らないような狭い部分がある場合でもそれより先の画像が得られる。
  3. 検査時間が短い(20分程度)。
  4. 大腸外の腹部情報も得られる。
CTCの短所
  1. 平坦な病変や色の変化だけの病変はわからない。
  2. 5mm以下の病変はわかりにくい。
  3. 病変が発見された場合、精密検査や治療には内視鏡検査が必要になる。
  4. 大腸内に便や水分が多量に残ると正確な診断ができない。

CTC検査を希望される場合は、当院のかかりつけ医にご相談ください。

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機器のご紹介

MRI(Magnetic Resonance Imaging: 核磁気共鳴影像装置)

強力な磁場の中で、人体に電波を照射し、核磁気共鳴現象によって得られた信号を画像化する装置です。CTに比べ脳や脊髄、四肢の関節などの診断に有効で多く利用されています。放射線を使わないため、被爆しないメリットがあります。

当院は永久磁石型オープンMRI装置を導入しております。特徴として開口部が広く、両側が開いているためトンネル型と比較して開放感があります。そのため、狭いところが苦手な方にもおすすめです。

平成26年度にMRI装置のバージョンアップを行い、以前と比べて画像再構成速度の向上、高次シミング(磁場均一調整)による拡散強調画像や脂肪抑制の安定した撮像、動きによるアーチファクトの軽減など診断能の向上と効率的な検査が行えるようになりました。

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CT(Computed Tomography: コンピューター断層装置)

CT装置とは、X線管球が身体の周りを回転して、360°方向から得られた情報を集めて、コンピュータ解析し、身体のあらゆる部位の輪切りの画像を作り出す診断装置です。CT検査は緊急性に優れ、全身どこでも検査できるので、病気を見つけるために重要な検査となっています。CT装置は、身体の周りをらせん状に連続回転して撮影していくヘリカル方式が主流です。現在では、ヘリカルCTの検出器を多列化したマルチスライスCTが一般的となりつつあります。

CT装置を更新しました

2016年2月、当院のマルチスライスCTを東芝メディカル製のAquilion PRIMEに更新しました。旧装置では4列であった検出器が80列になり、短時間で広範囲の撮影が可能になりました。また被ばく低減システムを搭載し、従来よりも少ない被ばくで高画質な画像を得ることができます。

旧装置と比べて解像度の高い画像を高速に撮影可能になり、撮影時の息止め時間が短縮され、放射線被ばくも低減化されており患者さんへの負担は大幅に軽減しています。また、解像度の高い画像により精密な3次元画像も作成でき、診断精度のさらなる向上が得られています。

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医用画像処理ワークステーション

CT装置更新と同時に最新の3Dワークステーション、Ziostation2を導入しました。CTなど画像診断装置から得られた大量の画像を処理し、3次元表示や解析を行うことが可能です。データを再構築することによって、病気の発見や診断のしやすさに寄与できるシステムです。様々な画像処理がスムーズに行えるようになり、血管や骨の立体的な画像が提供できるようになりました。

大腸CT検査(CTC)では仮想内視鏡表示が可能です。仮想内視鏡表示の最大の利点は、実際の内視鏡では実現できない視点から観察できたり、何度でも再現できることです。通常の内視鏡では実際に観察できない角度でも、仮想内視鏡ならカメラの位置や方向を自由に動かせるので、屈曲の大きな部位や壁、襞に隠れた部分も仮想的に表示することができます。また、視野角を切り替えて任意の広角度で表示することも可能です。

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X線撮影システム

photo_0086.jpg放射線技術科では様々な画像検査を行いますが最も件数が多いのが骨や肺を撮影する一般撮影です。「レントゲン撮影」と言った方が解りやすいと思います。

一般撮影装置とその画像処理を行うCR(コンピューテッドラジオグラフィ)装置です。普通の写真がフィルムを入れたアナログカメラからデジタルカメラに変わったようにX線撮影も'デジタル画像のCR装置に代わってきました。CR装置のメリットはデジカメ写真のメリットと同じです。様々な画像処理、濃度調整が可能なため診断目的に合った、診断能の高い画像を作ることができます。さらに、画像の管理、保管などにも多くの利点があります。

当院では、唯一マンモグラフィがアナログ撮影でしたが2010年3月にマンモグラフィに対応した高精細な画像処理が出来るCR装置に更新しました。これによりマンモグラフィの取り直しが減ると期待しています。

マンモグラフィ(乳房撮影装置)

東御市民病院 写真

乳房撮影(マンモグラフィ)装置です。マンモグラフィは乳がんの早期発見に欠かすことのできない有用な画像診断です。乳腺組織の重なりを少なくして見やすくするために、乳腺を広げてプラスチックの板でおさえて撮影します。
マンモグラフィは「痛い」というイメージを持っている方が多いと思います。特に初めての場合は、不安を持って受診をする方が多いのですが、リラックスをして検査受けて頂くと痛みが軽減します。痛みは個人差が大きく、痛みを伴うこともありますが、不安を和らげるよう配慮しています。
通常は女性技師が検査を担当していますが、不在の場合もありますので、お問い合わせください。
2010年3月にX線画像を処理するCR(コンピューテッドラジオグラフィ)装置をマンモグラフィ対応の装置に変更しました。CR装置のメリットを生かした診断能の高いマンモグラフィを目指しています。

全身用骨密度測定装置

photo_0105.jpg平成22年11月に更新しました。測定できる部位は腰椎、大腿骨頸部、前腕骨及び全身です。全身の測定では骨密度だけでなく筋肉量、脂肪量の測定ができ様々な領域での活用が期待されます。

X線テレビ装置

東御市民病院 写真

現在透視造影検査はこの装置を主に使用しています。当院は規模の割に検査項目は多いと思いますが、 多様な検査に対応する事を目的に導入した装置です。通常のX線テレビ装置として使うことがメインですが、血管造影で血管のみを強調するDSAと言う手技や、断層撮影を行なう機能等さまざまな検査に対応できるように工夫されています。

画像サーバー

 この装置はデジタル画像の保管、各診察室などに画像を配信させるための機器です。2012年の電子カルテ導入に伴いフィルム診断からモニター診断に移行しました。 
 デジタル運用の利点は、撮影後すぐに診察室から検索や観察が可能なこと、前回の検査との比較が簡単にできること、拡大などの画像処理が可能なことです。 フィルムは保管中に劣化を起こす可能性もあり、広い保管場所も必要でしたが、そういった問題も解消されています。

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回診用X線装置

houka5.JPG 回診用X線装置とは、X線撮影室に来る事が出来ない患者様のために、病室や手術室に出向いて撮影を行うための装置です。

当院では、開設以来使用していた装置を2013年に更新致しました。操作性に優れ、短時間で撮影できる上に、高画質な画像を提供できるため、とても重宝しております。

移動型透視装置

骨や血管などの透視が必要な手術の時に使用する装置です。

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