診療科・部門紹介

乳房撮影装置の紹介(FPDトモシン対応)

トモシンセシス(3D撮影)


トモシンセシスとは、トモグラフィー(tomography/断層)とシンセシス(Synthesis/合成)を合わせて作られた造語です。乳房を1度の圧迫で撮影角度を変え複数方向から撮影を行い、CT画像のような薄いスライス画像を構成する技術のことです。従来の装置では乳腺組織に隠れてしまい見えなかった病変部を「トモシンセシス(3D)」という機能を使い、乳腺組織の重なりを減少させ、より詳細な画像を得ることができます。トモシンセシス3D撮影は乳がん早期発見に期待されている新しい検査法です。

housyasenka0101.jpg housyasenka0102.jpg

housyasenka0103.jpg

日本人乳房に多い高濃度乳腺(乳腺の密度が高い)の重なりを少なくした画像が得られることにより、隠れていた病変やその構造を認識しやすくすることで、正常の乳腺を正常と把握することが可能となります。そのため、乳がんの早期発見に繋げることができる検査です。

2Dと3Dマンモグラフィの違い

従来の2D撮影のマンモグラフィでは、乳房全体でひとかたまりに1枚の画像で撮影していたため、乳腺なのか、病変なのか、重なっていて見分けが付かない場合がありました。トモシン3D撮影では薄いスライス写真を撮影することで、より詳細に病変部を描出することが可能となります。

housyasenka0104.jpg果実を半分に切ったものが従来のマンモグラフィ画像、果実を1mm程度にスライスしたものがトモシンセシス画像だと想像してください。薄く切ったほうが中身の状態がよくわかるはずです。








トモシン3D撮影はCTのように1mm程度のスライス画像で確認ができるため、更に見やすくなります。重なり部分を何枚かの薄い画像に構成することにより、詳細な画像を作り出し、精度の高い診断に繋げることができるようになります。

housyasenka0105.jpg

マンモグラフィについてのQ&A

Q.マンモグラフィ検査の被ばくは人体に影響ないのでしょうか?
A.日本乳がん検診制度管理中央機構で推奨されている線量以内になっています。1年に1度検査を受ける分には影響ありません。

Q.マンモグラフィ検査は痛いのでしょうか?
A.個人差はありますが、乳房を引き延ばしプラスチック板(ばん)でおさえて撮影するため、痛みを感じる場合があります。

Q.3Dマンモグラフィはどんな人に向いているのでしょうか?
A.より精密なマンモグラフィ検査を希望する方におすすめです。

Q.3Dマンモグラフィは写真を何枚も撮影するそうですが、被ばくは問題ないのでしょうか?
A.被ばく線量は従来の2Dマンモグラフィとほぼ同じです。

Q.3Dマンモグラフィ検査を受けるメリットはなんですか?
A.日本人女性は欧米人に比べて乳腺の密度が高い方(高濃度乳腺)が多いとされています。3Dマンモグラフィは従来の2Dマンモグラフィと比較して、乳腺の濃度に関係なく、乳腺組織と病変部の重なりを少なくし、より正確な診断が可能となります。

Q.3Dマンモグラフィ検査を受けるにはどうしたらいいですか?
A.外来の場合は乳腺外科外来にご相談ください。健診、人間ドックはオプション対応となっておりますので健康管理科にお問い合わせください。

Q.所要時間はどのくらいかかりますか?
A.予約の方は問診票の記入→着替え→撮影を行い、20~30分程度です。
 ※緊急の検査が入った場合は、お待たせする場合がございます。

Q.服装やヘアスタイルは普段通りでいいのでしょうか?
A.服装について指定はありませんが、撮影の際は上半身なにも身につけない状態で検査を行います。
 ワンピースのような上下がつながっている服は避けてください。
 ヘアスタイルについて、撮影中に髪の毛が写り込まないような状態であれば問題ありません。
 長い方は検査直前に結んで頂いても構いません。

Q.どのくらいの頻度で受ければいいのでしょうか?
A.厚生労働省より40歳以上は2年に1回のマンモグラフィ検査を推奨しています。

Q.20代なのですがマンモグラフィ検査を受けることはできますか?
A.可能ですが、若年女性は乳腺が発達しているため乳腺の重なりも多くなります。隠れている病変が見つけにくい場合がありますので、乳腺超音波との併用をおすすめします。
(超音波検査については1度お問い合わせ下さい)

Q.検査結果はすぐに分かりますか?
A.医師が読影を行いますので、後日になります。

※ペースメーカーを使用している。豊胸手術をしている。妊娠中や妊娠の可能性がある。授乳中の方は検査を実施していません。

長野県東御市立 みまき温泉診療所のホームページへ

東御市立 助産所とうみのホームページへ

上小メディカルネットのホームページへ

▶ Google翻訳について